台湾といえば、台湾グルメ盛りだくさんの夜市やまるでジブリのような九份の街並み、台湾マッサージなど、見どころたくさんの魅力的な国ですよね。
今回は、そんな観光スポットを回る際に便利な交通公共機関、バスの乗り方について徹底解説。
是非最後までご覧下さい。
九份に行きたいんだけど、最寄駅からバスかタクシーで行くしかないみたい。
タクシーよりバスのほうが安いし、中国語わからなくて運転手さんと話せないしなぁ・・・
バスの乗り方を教えて!
電車だけでは行けないところに行けるようになるから、知っておくと便利。
詳しくご紹介します。
バスのメリット
電車が通っていない場所に行くことができる
運賃が安い
頻繁に運行していて旅程に合わせやすい
電車が通っていない場所に行くことができる
例えば、まるで映画のような街並みで有名な九份は、電車の最寄駅「瑞芳駅」から徒歩1時間以上かかります。
そのため、最寄駅から9分まではバスかタクシーで九份まで行くことに。
ただ、タクシーは運賃がバスの数倍ですし、行き先を伝える時など、運転手とのコミュニケーションが難しいのがネックですよね。
バスなら中国語を話せなくても、お得に色々な場所まで行くことができます。
運賃が安い
バスの運賃は、目的地によりますが、15〜45元(2024年8月時点で、およそ日本円で75〜225円)。
移動費用を抑えた分、浮いたお金をお土産などにあてることができますね!
頻繁に運行していて旅程に合わせやすい
台北市内には14 社の運行会社と約 3,500 台の車両が運行しています。
そのため、駅にもよりますが観光地や主要駅なら数分〜15分程度に1本は発車しています。
旅程が多少ずれても、すぐに次のバスが来るので安心。
他にも、主要駅なら夜間まで運行しているのも嬉しいポイント。
乗り換え不要なのも、台湾初心者には嬉しいですよね。
お店も夜までやっていることが多いので、バスを使えばふらっとお出かけできます!
バスの種類
大きく分けて3種類に分かれます。
①路線バス
市バスは「公車」と呼ばれています。
基本的には、系統番号が3桁。
②長距離バス(高速バス)
台北から台中、高雄、台南、花蓮など主要都市間を結んでいます。
長距離を走る高速バスは「客運」と呼ばれています。
基本的には、系統番号が4桁。
③観光バス
観光地を巡る「台北観光バス(台北双層観光巴士)」や、「台湾好行バス(台湾好行)」が運行しています。
台北駅MRTM4番出口から出発している観光バス。
車内に中国語・英語・日本語・韓国語・タイ語それぞれの音声ガイド機があります。
バスの2階は屋根のないオープントップバスで、乗っているだけで爽快!
発車時刻など詳細はこちらの公式サイトからチェック。
①紅線
台北101、中正紀念堂などに行くことができます。
②藍線
國立故宮博物院などに行くことができます。
多くの観光地まで運行している観光バス。
車内に中国語・英語・日本語・韓国語それぞれの音声ガイドがあります。
発車時刻や下記以外の路線はこちらの公式サイトからチェック。
【路線例】
①濱海奇基線 (T99)
台湾鉄道基隆駅(基隆市ビジターセンター)から、八斗子駅間を運行しています。
廟口夜市や和平島公園などに行くことができます。
②皇冠北海岸線 (716)
MRT淡水駅から、野柳地質公園までを運行しています。
金山万里温泉、野柳地質公園などに行くことができます。
乗車券の購入方法
①路線バス・②長距離バス(高速バス)
交通ICカード(悠遊カード・一卡通・icash)
現金払い
乗り放題切符
①路線バス・②長距離バス(高速バス)は、交通ICカード(悠遊カード・一卡通・icash)、現金払い、乗り放題切符で乗ることができます。
交通ICカード(悠遊カード・一卡通・icash)と乗り放題切符の購入方法は、こちらの記事でチェック。
また、台北駅にあるようなバスターミナルの場合、窓口で購入することもできます。
交通ICカードを使ってMRTやバス、YouBikeから1時間以内にバスに乗り換えたり、逆にバスからMRTやYouBikeに乗り換えた時は、8元割引で乗車できます。
③観光バス
現地で購入する場合は、バスに乗車後にバスの係員から購入できます。
クレジットカード、交通ICカード、現金の利用が可能。
4時間乗り放題切符以外は、こちらの公式サイトからオンラインで購入することも可能です。
路線バス同様に乗車時に、通常の路線バス同様に交通ICカードや現金、一部乗り放題切符(北北基好玩カード周遊券)の利用が可能。
一日乗車券は、こちらの公式サイトからオンラインで購入することも可能です。
バスの運賃
①路線バス・②長距離バス(高速バス)
台北市〜新北市を運行する路線バスは、乗車する区分がいくつなのかによって運賃が決まります。
1区間(一段)につき15元。
例えば、2つの区分を使うような長距離移動の場合には、運賃は15元×2区分=30元です。
区分は3つまであるため、路線バスの運賃は15元、30元、45元のいずれかになります。
日本円でおよそ75円という運賃の安さ!
③観光バス
330元(4時間乗り放題切符)、450元(9:10-18:00)、660元(最初の搭乗後24時間以内乗り降り自由)、1100元(最初の搭乗後48時間以内乗り降り自由)から選択できます。
1区間15元で、乗車する区間によって料金を支払います。
また、一日乗車券は区間によって料金が異なります。
一日乗車券の運賃は、こちらの公式パンフレットをチェック。
バスの乗り方
バスの路線は系統番号が振り分けられており、番号に応じてルートや行き先が異なります。
バス停には路線図や電光掲示板で到着予定時刻が掲示されており、バスにも系統番号の表示が正面に表示されているので、どのバスに乗ったらいいかわからない、ということはありません。
バスが近づいたら挙手する
乗りたい系統番号のバスが近くに来たら、手をあげてバスの運転手さんに停車するよう、アピール!
台湾のバスは、挙手しないと乗る人はいないとみなされてしまいます。
バスが近づいてきているか、バス停にある電光表示板やBus Taipeiアプリで、到着予定時刻をチェックするようにしましょう。
まるで日本のタクシーみたいだね。
乗車する
交通ICカード(悠遊カード・一卡通・icash)や乗り放題切符の場合は、下図のようなタッチするところに、交通ICカードまたは乗り放題切符をタッチするだけ。
バスの前方と後方どちらにもあり、どちらからでも降車できますが、基本的には前方から乗車。
現金払いの場合は、バスの前方に小銭を入れるボックスがあるので、運賃を投入します。
バスの前方と後方に、タッチするところがあります。
小銭の投入口。たまに降車時に現金を投入する場合があるようですが、私が乗ったバスはすべて前払いでした。
引用元『Department of Transportation, Taipei City Government』,”City Bus”,https://english.dot.gov.taipei/News_Content.aspx?n=12DFD817E03760F3&s=800B99FC8CD0F78B
バスの乗車中
現在地の把握
アナウンスやバス内に電光掲示板があるものの、中国語で降りたいバス停なのか分かりにくい場合も。
Google MapsやBus Taipeiを使って、どの駅の近くにいるのか、いつ降りるのかを把握しましょう。
バスの降り方
バスの降りるボタンを押下する
バスには日本のバス同様、いたるところに「下車鈴」と書かれた、降りるときに押すボタンがあります。
アナウンスや電光掲示板で、次の停車駅が降りる駅になったら、この「下車鈴」のボタンを押しましょう。
写真では小さいですが、手すりや窓に降車ボタンがあります。場合によっては座席の真上に降車ボタンがあることも。
降車する
交通系ICカード(悠遊カード・一卡通・icash)または乗り放題切符の場合、再度交通系ICカードまたは乗り放題切符をタッチするだけ。
現金払いの場合は乗車時にすでに支払い済みなので、そのまま何もせず降ります。
どちらからでも降車できますが、基本的にはバスの後方から降ります。
バスの時刻検索方法
スマホアプリ「Google Maps」と「Bus Taipei」が便利
時刻検索・乗換検索が可能
バスの遅延状況や現在地を即時更新
時刻検索には、スマホアプリの「Google Maps」と「Bus Taipei」の併用がおすすめ。
まずはGoogle Mapsでバスの比較とバスに割り振られている系統番号を調べて、Bus Taipeiでバスの現在地を確認。
これなら、遅延しがちなバスでも慌てず正確に乗ることができます。
実際のアプリの使い方を詳しく画面付きでご紹介します。
【前提】インターネット接続設定を行う
これからご紹介する「Google Maps」も「Bus Taipei」もインターネット接続が必要です。
こちらの記事から、お得にインターネット接続する方法について紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
①まずは「Google Maps」アプリでバス検索
まずはGoogleから現在地または行き先を入力し、行き先を入力してみましょう。
例えば九份から基隆の場合、以下のように入力します。
入力すると、検索結果が複数表示されます。
基隆駅行きの788系統なら、乗り換えなしで九份から基隆まで行けそうですね。
時刻や出発地はご参考までに。複数の候補を簡単に同時比較できて便利です。
九份くらいなら日本語で「きゅうふん」と入力すれば九份と出ますが、
迪化街など、中国語に変換できない場合は英語で調べた方が調べやすくておすすめ。
②「Bus Taipei」アプリを使って現在地確認
「Bus Taipei」というアプリを使って、バスの現在地検索をします。
まずはアプリを立ち上げ、設定で言語を英語か中国語から選択。
広告の下にある緑色のボタン「Nearby」を押下し、現在地付近のバス停を検索します。
現在地付近のバス停をいくつか提示してくれます。
今回は788系統に乗りたいので、「788」を押下。
さっきのGoogle Mapsの検索した、系統番号がここで役立つんだね!
Keelungは基隆の英語表記。
788系統にもいくつか行き先がありますが、今回は上から2番目の788系統基隆駅行きのバスに乗るので、上から2番目を押下します。
押下すると下から選択肢が出ます。
「Go To」を押下します。
すると、バスの現在地と到着予定時刻をオンタイムで表示してくれます。
正確には上図の「Jioufen Old St.」が先ほどのGoogle Map上の「九份」ですが、実際には九份の街並みが終わるところから歩いて5分の「Daitan Temple」で乗りました。どちらから乗っても基隆まで直接行けます。
GoogleMapsでも遅延などはリアルタイムで更新してくれるのですが、実は旅行中、なぜか2回だけ遅延情報が更新されず。
そんな時でもBus Taipeiは正確な位置を教えてくれたので、とっても助かりました。
バス以外にもMRTなど他の交通機関でも使える万能アプリで、おすすめです。
英語か中国語しか対応していないけど、使い方がシンプルだからこれなら使えそう。
無料で正確なバスの位置が把握できるのは便利!
アプリをインストールできない場合はどうすればいいかな?
都度ブラウザを更新する手間がありますが、こちらの公式サイトから、アプリと同じように時刻検索や祭祀のバスの現在地を確認することができますよ。
注意するポイント5選
現金払いの場合はおつりが出ない
バスの乗車運賃を現金で支払う場合、おつりはでません。
あらかじめ両替して運賃ぴったりを用意しておくか、交通ICカードまたは乗り放題切符の購入を検討しましょう。
現金払いの場合は両替ができない
日本のバスではお札を崩せたりと両替ができますが、台湾のバスでは両替できません。
あらかじめ両替しておくか、交通ICカードまたは乗り放題切符の購入を検討しましょう。
バスが停車する前に降りる準備をする
日本では、バスの停車前に降りようと移動するのは危険とされています。
しかし、台湾のバスはすぐに扉が閉まってしまうため、停車駅が近づいてきたらできるだけ扉の近くまで移動しましょう。
揺れていて転倒する恐れがあるので、近くの手すりなどをつかみながら移動してくださいね。
優先席は困っている人に譲る
バスには優先席があります。
ご年配の方や妊婦、小さいお子さん連れの方には譲るようにしましょう。
運転が荒め
バスにもよると思いますが、私が乗ったバスは結構運転が荒かったです。
乗り物酔いしやすい人は、酔い止めを飲んでおくのをおすすめします。
こんなときどうする?
降車時に交通ICカードをタッチし忘れた
混雑しているなど、降車時に交通ICカードをタッチし忘れても、乗車時にタッチしていれば大丈夫。
もちろん乗り換え時に割引は受けられませんが、罰金などはありません。
次回乗車時も通常通り利用できます。
ぴったり現金をもっていない
残念ですが、おつりはでてきませんし、バスで両替することもできません。
乗車分より多めに払いましょう。
まとめ
バスならお得にさまざまな観光地にひとっ飛びできる。
人気観光地の九份やちょっとしたお出かけにぴったり。
Google MapsやBus Taipeiアプリがあれば時刻検索も簡単!
台湾でバスに乗る方法を紹介しました。
乗りこなしてたくさんの観光地を楽しんでくださいね。