ドイツの旅行誌の表紙にもなっている写真は良く見ますよね。きれい。。!
中世の街並みが続き、パステルカラーの木組みの家が連なる街中映えスポットのローテンブルクは、日本人に人気のスポットです。今回はローテンブルクのアクセスや観光スポット、グルメについてご紹介!
ローテンブルクの街の魅力、おススメ観光スポット
ミュンヘンやフランクフルトからローテンブルクへ電車で行く方法
ローテンブルクのおススメグルメ
ローテンブルクってどんな街?
ドイツで一番有名な街道といっても過言ではないのがロマンチック街道。
中世の街並みが残っているのが特徴で、今回ご紹介する中世都市のローテンブルクや、美しい城として知られるノイシュヴァンシュタイン城、そのほか宗教建築が多くあります。
ローテンブルクは、城壁に囲まれた旧市街が美しく保存されており、まるで絵本の世界に入ったかのよう!と世界中の人々から人気のあるスポットなんです。
ローテンブルク観光の所要時間
行きたいお店を回るだけなら、約3時間で可能。ただし、街中映えスポットなので、ゆっくり散策したり写真を撮りたいとなると、6時間くらいかかります。
ミュンヘンやフランクフルトから3時間ほどかかるので、
ゆっくり旅行を楽しみたい人はローテンブルクで宿泊するのがおすすめ。
ローテンブルクへの行き方・アクセス
ローテンブルク最寄駅の検索時の注意ポイント
ローテンブルクの最寄駅はローテンブルク・オプ・デア・タウバー駅(Rothenburg ob der Tauber)です。
ローテンブルクと検索すると、いくつか似た地名が出てくるので列車を調べる際には注意が必要です。
ホテルや電車を調べる際は、Rothenburg ob der Tauberと検索しましょう!
Rothenburg ob der Tauber(ローテンブルク・オプ・デア・タウバー)とは、
「タウバー川を望む丘の上のローテンブルク」という意味。
①ミュンヘンからローテンブルクへの行き方(約3時間30分)
ヴュルツブルク(Würzburg)行きの電車で約3時間
ローテンブルク・オプ・デア・タウバー(Rothenburg ob der Tauber)行きの電車で約15分
電車を降りて徒歩15分程度歩くとローテンブルクの街にたどり着きます。
一番乗換が少ない行き方は上記の通りになります。
時間によっては、ミュンヘン中央駅から2時間ほどのTreuchtlingenを経由してからでないとSteinach駅に行けないないケースもあります。
また、ICEでNürnberg、Ansbachを経由してSteinach駅に行くこともできますが、ICEを使うと料金が高くなってしまう上に、乗換回数も増えてしまうため、初心者の方は最初に紹介した行き方が断然おすすめです。
②フランクフルトからローテンブルクへの行き方(約3時間)
ヴュルツブルク(Würzburg)行きの電車で約1時間
Treuchtlingen行きの電車で約45分
ローテンブルク・オプ・デア・タウバー(Rothenburg ob der Tauber)行きの電車で約15分
電車を降りて徒歩15分程度歩くとローテンブルクの街にたどり着きます。
フランクフルトからローテンブルクに行く途中でヴュルツブルクを経由します。世界遺産であるヴュルツブルク司教館(レジデンツ)があるので、立ち寄ることをとてもおすすめします。
ドイツ鉄道はDB Navigatorというドイツ鉄道公式アプリを使えば、簡単に時刻検索・乗車券購入が可能。
詳しい使い方はこちらの記事をチェックしてみてください。
ローテンブルクおすすめ観光スポット5選
①プレーンライン
ローテンブルクで一番有名な写真映えスポットはプレーンライン(ドイツ語で”小さな所”を意味する)と呼ばれています。
ヨーロッパらしい石畳と木組みの建築物が特徴的な美しい場所なので、是非写真を撮っておきたいですね。
②城壁
ローテンブルクの街を守るために築かれた城壁の上を歩くことができます。
南端のシュピタール門と北部のクリンゲン門までの約2.5kmを無料で登ることが可能。
ローテンブルクの特徴的な木組みの家を見ながら、街を散策してみてはいかがでしょうか。
朝夕のお散歩にぴったり!
③マルクト広場
マルクトとは英語で言うとMarketのことで、今でも土曜日と水曜日にはマーケットが開かれています。
また、Ratstrinkstubeというかつての宴会場にある大きな時計が印象的。
西側には市庁舎があり、登ることも可能です。急で狭いので、服装や靴に注意してくださいね。
歴史物展示室ではかつての地下牢や武器を見ることができます。
さらに、時期によってはイベントが行なれることも。
特に有名なのは、毎年5〜6月に開催されるマイスタートルンクの祭り。
中世の格好をした人々がパレードしたりダンスしたり、歴史劇が行われたりと、まるで中世の世界に入ったかのような気分にしてくれます。
2024年は5/17〜5/20でしたが、来年も楽しみですね!
最新のイベント情報はこちらからチェック。
私が行った時にはspring festivalが開催されており、中世の格好でパレードしたり、なぜか空手の披露が始まったりしていました。ビールを片手にイベントを楽しんでみてください。
④ケーテ・ヴォーラファールト(Käthe Wohlfahrt)
年中クリスマス用品を扱う専門店。
実は実際に訪れるまで正直侮っていましたが、実際はおとぎ話の世界に入ったかのような素敵なお店で、とても良かったです。
例えばクリスマスツリーの装飾と一口にいっても、ボールの大きさ、色、質感などたくさんの種類が用意されていて、圧巻でした。
そのほかにもクリスマス関連の本やスノードームなど、素敵な雑貨がたくさん。
おもちゃ箱のようなわくわくする世界観を味わえるので、是非訪れてみてください!
店内は1階と2階に分かれており、まるでテーマパーク。
⑤テディベア専門店
ドイツで1880年に産まれ、世界で初めて「ぬいぐるみ」を産み出したブランドとして有名なシュタイフ。
テディベアのぬいぐるみが有名ですよね。耳にはシュタイフ製品であることを証明する、ボタン・イン・イヤーというタグがついています。
シュタイフのぬいぐるみは、日本で買うより場合によっては半額くらいで買えますし、何より可愛いので、お土産用にいかがでしょうか。
私は約5000円で購入しました。手のひらサイズの可愛いぬいぐるみです。
今回は、ローテンブルクでシュタイフのぬいぐるみを購入できるテディベア専門店を、2つご紹介します。
それぞれ近い場所にあるので、比べてみるのもおすすめ。
シュタイフ以外のおすすめお土産はこちらをチェックしてください!
ローテンブルクおすすめグルメ5選
①ソーセージ(Wurst)
ドイツといえば、ソーセージですよね。
長期保存できるため、ドイツで発展したそうです。さまざまな種類のソーセージがあるので、食べ比べるのがおすすめです。
南ドイツ名物の白ソーセージ。柔らかい食感で食べやすいです。
②シュネーバル(Schneeball)
Schneeballというのは、「雪の球(show ball)」という意味。
クッキー生地をまとめて油で揚げたあと、粉砂糖やチョコレートなどをかけたお菓子です。
アーモンド味やシナモン味、チョコレート味なども様々な味から選べました。
通常サイズは結構大きくてお腹がいっぱいになってしまうので、ミニサイズがおすすめ。
サクサクで美味しいです!見た目も可愛い。(カロリーは可愛くない)
シナモン味、チョコレート味、キャラメル味など様々な種類があります。お店の人に味を聞いてみてください。
③シュパーゲル(Spargel)※ホワイトアスパラガス
ドイツ人が愛するシュパーゲルは4月中旬〜6月になるとスーパーや道端の屋台で見られる、白アスパラガスのことを指します。
春になったら桜をみなきゃ!の日本に対して、春になったらシュパーゲルを食べなきゃ!がドイツ流。
シュパーゲルと呼ばれるホワイトアスパラを食べれるのをドイツ人は待ち焦がれているのだとか。
野菜の旨味と甘さが美味しいです。
ちなみに、白アスパラと緑アスパラは同じ品種です。
違うのは栽培方法で、太陽を浴びて育つと緑色に、発芽した後に土をかぶせて日光を当てないようにすると白色になるみたい。
オランデーズ・ソース(チーズのソース)とじゃがいもを添えて召し上がれ。
④マウルタッシェン・マウルタッシェ (Maultaschen)
ドイツの郷土料理。餃子のような食べ物で、薄いパスタ生地の中に肉や野菜、スパイスなどのフィリングが詰められています。
geschmälzt がローストされているもの、in der Brühe というのがスープに入っているもの。
2009年、EUは地方特産品としてバーデン・ヴュルテンベルク州の文化遺産に認定しています。
写真はローストされたマウルタッシェン。具沢山で美味しかったです!外側の記事は春巻きのようにパリパリ!
⑤シュニッツェル(Schnitzel)
カツレツのような食べ物で、牛肉か豚肉がサクッとした衣に包まれています。
大量の油が使われていないのか、比較的食べやすい印象でした。
がっつりしたご飯を食べたいときに是非。
ローテンブルク観光まとめ
ローテンブルクは映えスポットがたくさん!!中世の街並みが並んでいます。
街全体がお祭り雰囲気で、パレードが突然始まるから絵本の世界に来たみたい。
単純にローテンブルクで検索するといくつかヒットするので気を付けて。
今回はローテンブルクの魅力についてご紹介しました。世界中の観光客が虜になるも納得ですね。
街中すべてが美しいので、ご紹介した以外の場所にもぜひ足を伸ばしてみてください。