【ベトナムビール8種飲み比べ】333・サイゴン・ハロン|お土産おすすめと持ち帰りルール【2026年】

ベトナムビール8種類の飲み比べ記事のアイキャッチ。夜の屋台街を背景に、木のテーブルに缶ビールが並ぶイメージ画像

すぬ
すぬ

ベトナムって食べ物もコーヒーも最高だったけど、ビールもめちゃくちゃおいしかったよ!しかも缶1本100円以下で買えるものもあって、コスパが異常なんだよね。

かぬ
かぬ

えっ安すぎ!でも種類が多くてどれを選べばいいかわからなそう…

すぬ
すぬ

今回は8種類を全部飲み比べしてきたよ。ビール歴50年以上のビール大好きなお父さんが選んだ「これが一番!」なビールも紹介します🍺

この記事では、ベトナムのスーパーで実際に買って飲み比べた8種類のビールの特徴と味わい、そしてお土産におすすめの銘柄と日本へ持ち帰るときのルールをまとめて紹介します!

ベトナムのビール事情

ベトナムは東南アジア有数のビール大国。年間消費量はアジアトップクラスで、街中にビール文化が根づいています。

味の特徴は、全体的に軽め・スッキリ・飲みやすいのが共通点。暑い気候に合わせてのどごし重視で造られているものが多く、日本のビールよりも苦みが穏やかです。

そして何より価格が安い! スーパーでは缶1本13,000〜25,000VND(約80〜155円)ほどで手に入ります(1円=約163ドン/2026年9月時点のレートで換算)。

すぬ
すぬ

現地のスーパー「WinMart」や「CoopMart」、コンビニに行くと、ズラッとビールが並んでいて圧巻!

ハノイには「ビアストリート」と呼ばれる居酒屋がひしめく地帯もあるほど。ベトナムは、お酒好きにはたまらない国ですね。

ベトナムビールを知るなら「メーカー」を押さえておこう

ベトナムのビールは、大きく3つのメーカーが市場を牛耳っています。

メーカー国籍市場シェア代表ブランド
SABECOベトナム
(現:タイ資本)
約34〜40%
(首位)
333(レギュラー・Pilsner)・Bia Saigon Lager
Carlsberg
Vietnam
デンマーク系
外資
2位グループ1664 BLANC・Huda
Huong Sen
Brewery
ベトナム
(北部系)
中堅DAIVIET・DAIVIET BLACK

SABECOは1875年創業のベトナム最古参ビールメーカー。もともと国営企業でしたが、2017年12月にタイのThai Bevが約48億ドルで株式の53.59%を取得し、外資系の傘下に入りました。現在も「ベトナムを代表するブランド」として君臨しています。

Carlsberg Vietnamはデンマーク系の外資大手。フエのHuda Beerや1664 BLANCなどを展開し、プレミアム帯を中心に存在感を高めています。

Huong Sen Breweryは1992年創業、北部ベトナムの中堅メーカー。大手に比べると知名度は低いですが、国内の見本市で金メダル15個、「ベトナム最高の食品ブランドTOP10」(2016年・商工省ほか主催)などの受賞歴があります。

出典:SABECO公式(社史)/VnExpress(ThaiBevによる株式取得)/Carlsberg Vietnam公式(Huda・1664 Blancの度数)/VietnamPlus(Đại Việtの受賞歴・2016年)

【早見表】飲み比べた8種類を1枚で比較

先に結論から。8種類を飲み比べた印象を1枚の表にまとめました。「どれを買えばいいか分からない」という方は、まずここだけ見てください。

銘柄度数味の傾向
333 PILSNER
Extra Smooth
4.3%苦みほぼゼロ・なめらか
333 レギュラー5.3%コクと苦みしっかり
BIA SAIGON
LAGER
4.3%軽くてさっぱり・麦の甘み
DAIVIET
PILSNER
5%クリアでクセがない
DAIVIET BLACK5.8%黒ビール・甘みとコク
Huda Beer4.7%繊細なホップの香り
HALONG
CLASSIC
表示なしクリアでさっぱり
1664 BLANC5%柑橘とコリアンダー・華やか
度数は缶・メーカーの公表値。味の傾向は飲み比べた印象をまとめたものです

8種類を全部飲み比べ!各ビールの特徴まとめ

ベトナムのスーパーの買い物かごいっぱいに詰め込んだ8種類のビール缶

ここからは1本ずつ、味わいと特徴を紹介していきます。

333 PILSNER Extra Smooth(バーバーバー ピルスナー エクストラスムース)

  • アルコール度数:4.3%
  • 醸造元:SABECO
  • 缶のデザイン:スリムな細長い缶、緑×金のデザイン

ドイツ・バイエルン産のホップを使用し、ヨーロッパの低温長期熟成製法で造られた333シリーズの上位モデル。

通常の333よりアルコール度数が低めで、その名のとおりなめらかでスムーズな飲み口が最大の特徴です。クセがなく、苦みもほぼゼロ。ビール初心者からベテランまで幅広く楽しめる一本です。

すぬ
すぬ

SABECOが2024年8月6日に発表したばかりの、比較的新しい製品です。

333(バーバーバー)レギュラー

  • アルコール度数:5.3%
  • 醸造元:SABECO
  • 缶のデザイン:白地に赤い「333」の文字

ベトナムを代表する超定番ビール。1985年10月にベトナム初の缶ビールとして誕生した歴史ある銘柄で、現在は世界18か国以上に輸出されています。

名前の「333」は3+3+3=9で、ベトナムで縁起の良い数字とされていることが由来。Extra Smoothに比べてしっかりとしたコクと苦みがあります。

BIA SAIGON LAGER(ビア・サイゴン ラガー)

  • アルコール度数:4.3%
  • 醸造元:SABECO
  • 缶のデザイン:緑色の缶

ホーチミン(旧サイゴン)生まれの老舗ラガー。SABECOの社史によると、瓶入りのSaigon Lagerが登場したのは1992年2月です。麦芽と穀物を使った醸造で、軽い麦の甘みとほんのりフルーティな香りが特徴。2019年にはInternational Beer Cup(日本)のLight Lager部門で金賞も受けています。

今回は花火デザインの限定パッケージ缶を発見!

DAIVIET PILSNER(ダイヴィエット ピルスナー)

  • アルコール度数:5%
  • 醸造元:Huong Sen Brewery(北部系)
  • 缶のデザイン:白地に赤いロゴ

北ベトナムのHuong Sen醸造所が手がける受賞歴豊富な実力派ブランド。ドイツの製法基準に沿って造られたプレミアムラガーで、2015年1月の発売時には缶の片面にドイツ・ベトナム外交樹立40周年の記念ロゴが入っていました。

SABECOやCarlsbergのような大手に比べると知名度は低めですが、ベトナム国内の見本市で金メダル15個、Sao vàng đất Việt(金星賞)などを受賞しています(2016年時点)。

クリアでクセのない味わいで、フォーやバインミーなど食事に合わせやすい一本です。

DAIVIET BLACK(ダイヴィエット ブラック)

  • アルコール度数:5.8%
  • 醸造元:Huong Sen Brewery
  • 缶のデザイン:黒を基調としたシックなデザイン

メーカーが「ベトナム人による初の黒ビール」と謳う一本。ドイツの「ビール純粋令(1516年)」に沿って造られています。スーパーの棚でも、黒い缶は他にほとんど並んでいませんでした。

ほのかな甘みとコクがあり、酸味と甘みのバランスが取れています。アルコール度数が高めで飲みごたえ十分。黒ビール好きの方や「いつもと違うものを試したい!」という方にぜひ。

かぬ
かぬ

黒ビールってコーヒーみたいで苦そう…と思ってたけど、意外と飲みやすかった!

Huda Beer(フダビール)

  • アルコール度数:4.7%
  • 醸造元:Hue Brewery Ltd.(Carlsberg Vietnam)
  • 缶のデザイン:「Huda」と書かれた緑の缶

ベトナム中部・フエ発の地ビール。「Huda」の名前は「Huế(フエ)」と「Đan Mạch=デンマーク」を組み合わせた造語で、デンマークの醸造技術とベトナムの素材が融合しています。

1990年から30年以上愛され続けているブランドです。Carlsberg Vietnamの公式サイトによると、2013年の世界ビール選手権(World Beer Championships)で銀メダル、2014年以降はSuperior Taste Awardをほぼ毎年受賞しています。澄んだゴールド色で、麦とフローラルなホップの繊細な香り。

HALONG CLASSIC(ハロン クラシック)

  • アルコール度数:ラベル表面に記載なし
  • 醸造元:Halong Beer(Công ty CP Bia và NGK Hạ Long)
  • 容器:青いラベルの茶色い瓶
  • ラベルの表記:GERMAN SAPPHIRE HOPS/SMOOTH TASTE/SINCE 1988

世界遺産・ハロン湾のあるクアンニン省で造られる地ビール。1988年創業の地元メーカーが、ドイツ産のサファイアホップを使って造っています。私たちはハロン湾クルーズの船内で飲みました。景色を眺めながらの1本は格別です。

味はクリアでさっぱり。ハロン湾へ行く予定があるなら、船の上で頼んでみてください。

ハロン湾クルーズ船のテーブルに置かれたHALONG CLASSICの瓶ビール
ハロン湾クルーズの船内で。ラベルには「GERMAN SAPPHIRE HOPS」「SINCE 1988」の文字
かぬ
かぬ

船の上で飲むハロンビール、旅の思い出とセットで記憶に残る!

ハロン湾のエメラルドグリーンの海と石灰岩の島々を進むクルーズ船のイラスト。ハノイ発の日帰りツアーの料金相場と選び方を紹介する記事のアイキャッチ 2026年1月1日 【2026年】ハロン湾 日帰りツアーの料金相場と選び方|Klookで予約した体験レポ 続きを読む »
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【おまけ】1664 BLANC(イロカートル・ブラン)

  • アルコール度数:5%
  • 醸造元:Carlsberg Vietnam
  • 缶のデザイン:1664の文字

フランス発の高級ビールブランド「Kronenbourg 1664」のホワイトビールで、Carlsberg Vietnamが2022年にベトナム市場へ正式導入。

厳密には「ベトナム産ビール」ではなく、フランスブランドのプレミアムビールがベトナムに入ってきたものです。柑橘とコリアンダーのさわやかな香りが特徴で、ベルギースタイルのホワイトビールに近い味わい。

一番のおすすめは・・・333 PILSNER Extra Smooth

8種類すべて飲み比べた結果、ビール歴50年以上の父が選んだのは・・・

🏆 333 PILSNER Extra Smooth

「飽きがこないくらい飲みやすいし、味が好き。バランスがいいと思う。」

そう言って父は追加購入をキメてました。安くて美味しいので、お土産としてもおすすめ。

お土産として持ち帰るには?購入場所と注意点

私たちが買ったのは、ハノイ市内のスーパー「WinMart」。缶ビールがずらりと並んでいて、銘柄によって値段はけっこう違いました。

場所特徴価格目安
WinMart / CoopMart
(スーパー)
種類が豊富・最安値1缶13,000〜25,000VND
(約80〜155円)
コンビニ
(Circle K / GS25)
旅行中に気軽に買えるやや割高
ノイバイ国際空港
(免税店)
帰国前にまとめ買いできるスーパーより高め
かぬ
かぬ

スーパーがいちばん安いのは分かったけど、何本まで持って帰れるの?

日本へ持ち帰るときのルール(2026年8月時点)

免税は760ml換算で3本まで(350ml缶なら6本)

20歳未満は免税対象外

液体なので預け入れ荷物へ

ジップロックで二重包装を

免税の3本は「760mlを1本」と数える決まりで、合計2,280mlまでが目安です(税関)。また、100mlを超える液体は機内に持ち込めません。

例外として、保安検査を通ったあとの免税店で買ったお酒はその便の機内に持ち込めます。ただし乗り継ぎがある場合は乗継空港のルールが適用され、没収されることがあります(国土交通省)。直行便でないなら預け入れが無難です。

免税の範囲を超えた分は課税対象になります。詳しい条件は税関「海外旅行者の免税範囲」で確認してください。

なお、缶ビールは重いのも見落としがちなポイント。350ml缶6本で2kg以上になるので、受託手荷物の重量制限にも余裕を持たせておくと安心です。

すぬ
すぬ

買い忘れたときや、飲んでみて気に入ったときは、日本の通販でも333が手に入ります。

ただし、父が一番に選んだ333 PILSNER Extra Smoothは、Amazon・楽天のどちらでも見つけられませんでした。こちらは現地で買うのが確実です。

日本の通販で探せるのは、定番の333レギュラー。まず試すなら6本入り、気に入っているなら24本入りが割安です。

まとめ|ベトナムビール飲み比べチェックリスト

最後に、買うときと持ち帰るときに押さえておきたいことだけまとめます。

買う前・帰る前のチェックリスト

父(71歳・ビール歴50年)の一番は333 PILSNER Extra Smooth🏆

買うならスーパーが最安。空港の免税店は手軽だが割高

免税は760ml換算で3本(350ml缶なら6本)まで

液体なので預け入れ荷物へ。ジップロックで二重包装を

350ml缶6本で2kg超。受託手荷物の重量にも余裕を

ベトナムのビール、ぜひ現地でたくさん飲んで、お気に入りの一本を見つけてみてください🍺✈️

よくある質問(FAQ)

Q:ベトナムビールは何本まで持ち帰れる?

日本の税関の免税範囲は酒類3本まで(1本760ml換算)です。350ml缶に置き換えると合計2,280mlまでなので、1人あたり2,280÷350で6本まで持ち込むことができます。これを超える分は課税対象です。また、20歳未満の方は酒類の免税対象になりません。

Q:ベトナムビールの値段はどのくらい?

スーパーなら1缶13,000〜25,000VND(約80〜155円)が目安です。コンビニは少し割高、空港の免税店はさらに高めになります。(1円=約163ドン/2026年9月時点のレートで換算)

Q:ビールが苦手でも飲める銘柄はある?

苦みがほとんどない333 PILSNER Extra Smoothか、柑橘の香りが華やかな1664 BLANCがおすすめです。どちらも軽い飲み口で、ビールの苦さが苦手な方でも飲みやすいタイプでした。

Q:スーツケースで缶ビールは割れない?

缶は破裂よりも、へこみや栓部分の変形で漏れるのが心配です。1本ずつジップロックに入れ、衣類で包んでスーツケースの中央に置くと安心。液体は機内に持ち込めないので、必ず預け入れ荷物に入れてください。


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