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GoProのバッテリー、なくしちゃった…!
Amazonで見たら純正より安い互換バッテリーがいっぱいあるんだけど、これでいいのかな?

その気持ちすごく分かるんだけど、ちょっと待って。
わたし、HERO10で安い互換バッテリーを買ったら満タンで30分しか撮れませんでした。
その話から先にさせてください。
GoProのバッテリーをなくしたとき、まず立ちはだかるのが「純正か、それとも安い互換(非正規)バッテリーか」という分かれ道です。純正は1個5,000円前後、互換品は3個で2,000円台。値段だけ見れば迷う余地がないように見えます。
この記事では、実際に非正規バッテリーを買って使った結果と、そこから分かった「どこまでケチっていいのか」の線引きをまとめました。あわせて、買う前に必ず確認してほしい機種の互換性(HERO13で仕様が変わりました)も解説します。
なくしたバッテリーは代用できる?の結論
互換バッテリーを実際に買って使った結果(満タンで30分でした)
純正と互換バッテリーの違いと、選ぶときのチェックポイント
機種別の対応バッテリー(HERO13は要注意)
もう無くさないための管理のコツ
結論:なくしたら買い直すしかない。代用はできません
先に残念なお知らせから。GoProのバッテリーはGoPro専用設計なので、代用はできません。一眼カメラやスマホのバッテリーはもちろん使えませんし、同じGoProでもHEROシリーズとGoPro MAX・Fusionの間に互換性はありません。
バッテリーを1個しか持っていない状態でなくすと、その時点で撮影は終了です。旅先で起きるといちばん痛いトラブルなので、買い直しと同時に「予備を持つ」ところまで考えておくのがおすすめです。
では何を買うのか。ここからが本題です。
【実録】安さで選んだ互換バッテリーは、満タンでも30分しか持たなかった
「なくしたのは自分のせいだし、次は安いのでいいか」——そう考えて、わたしは互換(非正規)バッテリーを買ってみたことがあります。結論から言うと、失敗でした。
買ったもの:HERO10用の互換バッテリー。決め手は「安かったから」
当時使っていたのはGoPro HERO10 Black。純正バッテリーの半分以下の値段で同じ容量を名乗る互換バッテリーが並んでいたので、深く考えずにそれを選びました。選んだ理由は正直に言うと安かったから、それだけです。
充電も起動も問題なし。カメラは普通に動いた
届いてすぐ充電してGoProに入れてみたところ、充電も起動もまったく問題ありませんでした。カメラ側がエラーを出すこともなく、撮影も普通にスタートします。この時点では「なんだ、純正じゃなくても全然いけるじゃん」と思っていました。
でも、満タンで30分しか撮れなかった
問題は使い始めてすぐに分かりました。フル充電にしても、30分ほどで電池切れになってしまうのです。しばらく使ううちに劣化した、という話ではありません。最初からずっとこの調子でした。
純正がどれくらい持つかというと、GoPro公式はEnduroバッテリーについて「HERO10 Blackで使用すると撮影可能時間が40%も延長」と説明しています(GoPro公式)。実測レビューでは、いちばん電力を食う4K120fpsの設定でも純正Enduroで約52分、標準バッテリーでも約36分。1080pのような軽い設定ならもっと持ちます。
撮影設定によって持ち時間は変わるので単純比較はできませんが、一番重い設定の純正より、互換品のほうが短かったことになります。容量の表示は純正と同じでした。

満タンで30分って、表示されてる容量はなんだったの…?

そこなんです。互換バッテリーは容量表示どおりに出ないことがあると言われていて、
わたしのはまさにそれでした。数字が同じでも中身が同じとは限らないんですね。
安いほうを買ったのに、結局もう一度買うことになった
純正1個5,000円前後に対し、互換品はその半分以下。単純な値段だけ見れば互換品の圧勝です。でも満タンで30分しか撮れないバッテリーは、予備としてカバンに入れておく意味がありません。結局あらためて純正を買い直すことになり、払ったお金はまるごとムダになりました。
GoProを使う場面の多くは、旅行・アウトドア・子どもの行事など撮り直しができないことです。そこで電池が落ちるリスクを数千円で買うのは、割に合いませんでした。
ただし、ケースなどの周辺グッズは互換品で十分だった
誤解のないように書いておくと、「GoPro用品はぜんぶ純正にすべき」とは思っていません。実際、バッテリーケースはいまも非正規のものを使っていて、まったく不満はありません。充電速度は純正より遅いのかもしれませんが、少なくとも使っていて気になったことはないです。
線引きはシンプルで、「電気を貯めるもの」はケチらない、「入れておくだけのもの」は互換で十分。バッテリー本体は撮影が止まるかどうかを直接決めますが、ケースやマウントが多少安っぽくても撮影は止まりません。
↑こちらはHERO9・HERO10・HERO11用のEnduroバッテリー2個+充電器のセットです。HERO12・HERO13をお使いの方は対応が違うので、次の対応表を必ず確認してください。
純正バッテリーと互換バッテリーの違い
わたしの体験だけだと偏るので、一般的に言われている違いも整理しておきます。
| 項目 | 純正バッテリー | 互換(非正規)バッテリー |
|---|---|---|
| 価格 | 1個5,000円前後 | 3個2,000円台〜 |
| 容量表示 | 実際の容量と一致 | 表示どおり出ないことがある |
| 寿命 | 長い | 個体差が大きい。早く劣化することがある |
| 残量表示 | 正確 | ズレることがあり、突然落ちる報告も |
| 安全性 | GoProの安全基準に準拠 | 膨張・発熱の報告あり。メーカー次第 |
| サポート | GoProのサポート対象 | カメラ側の不具合時に保証を受けにくい |

ポイントは「安かろう悪かろう」ではなく「当たり外れが大きい」という点です。問題なく使えている人もいますが、それを事前に見分ける方法がないのが困りどころ。だからこそ、失敗したときの痛みが大きい旅行用途では純正をおすすめしています。
買う前に必ず確認!機種別の対応バッテリー
バッテリーを買い直すときにいちばん多い失敗が「機種違いを買ってしまう」です。GoProは同じHEROシリーズでも世代によってバッテリーが変わります。
| 対応するGoPro | バッテリー | 容量 |
|---|---|---|
| HERO13 Black MISSION 1シリーズ | Enduro(AEBAT-001) | 1,900mAh |
| HERO12/11/10/9 Black | Enduro(ADBAT-011) | 1,720mAh |
| HERO8/7/6/5 Black HERO(2018) | AJBAT-001 | 1,220mAh |
| GoPro MAX | ACBAT-001 | 1,600mAh |
| GoPro Fusion | ASBBA-001 | 2,620mAh |
いちばんの注意点:HERO13のバッテリーは旧機種と互換性がありません。新しいコネクタが採用され、GoPro公式も「HERO13 BlackのEnduroバッテリーは以前のGoProと互換性がない」と明記しています(GoPro公式)。HERO12までのバッテリーは物理的にHERO13に入りませんし、その逆もできません。
通常バッテリーとEnduroバッテリーの見分け方
HERO9〜12の世代には「通常バッテリー」と「Enduroバッテリー」の2種類があります。見分け方は簡単で、底面が青色なら通常バッテリー、グレーならEnduroバッテリーです。
Enduroは低温に強いのが特徴で、雪山や冬の屋外など寒い環境でも撮影時間が落ちにくくなっています。HERO11以降はEnduroが標準で付属しているので、買い足すならEnduroを選んでおけば間違いありません。

手元のバッテリー、どっちか分からないときは?

バッテリーの側面に容量(mAhの数字)が印字されているので、そこで判別できます。
1,720mAhならHERO9〜12用、1,900mAhならHERO13用です。
それでも互換バッテリーを選ぶなら、ここだけは確認
予算の都合で互換品を選ぶこと自体は否定しません。サブ用途や「とりあえず今日の撮影を乗り切りたい」場面なら選択肢になります。ただ、選ぶなら次の点だけは確認してください。
PSEマークの表示があるか:日本国内で安全基準を満たしていることの目安になります
対応機種の記載が具体的か:「GoPro対応」だけの表記は避け、HERO○○と明記されたものを
容量が純正と同じか:HERO9〜12なら1,720mAh、HERO13なら1,900mAhが目安
販売元の連絡先・保証期間が書かれているか:不具合時に問い合わせできるか
低評価レビューの中身を読む:星の数より「膨らんだ」「すぐ落ちる」の有無が重要
膨らんできた・熱を持つ・充電が異常に早く終わる、といった症状が出たバッテリーはその時点で使用をやめてください。リチウムイオン電池は無理に使うと危険です。自治体のルールに従って処分しましょう。
もう無くさないための3つの習慣
そもそも無くさなければ出費もゼロです。GoProのバッテリーは小さくて黒いので、カバンの中でも部屋の中でも見事に消えます。わたしが実践しているのは次の3つです。
1. 収納場所を1か所に決める
「充電が終わったら必ずここに戻す」という定位置を決めておくだけで、紛失はかなり減ります。撮影前の準備も早くなるので、出かける直前にバタバタしなくなるのが地味にありがたいポイントです。
2. バッテリーに印を付ける
バッテリーが複数あると、「これ充電済みだっけ?」が分からなくなります。また、友人と一緒に撮影して貸し借りをすると簡単に混ざります。マスキングテープや油性ペンで①②③と番号を書いておくだけで十分です。
3. 専用のバッテリーケースを使う
いちばん効果があったのがこれです。専用ケースに入れておけば、カバンの中で行方不明になることがなくなり、端子が他の金属に触れるのも防げます。microSDカードも一緒に収納できるタイプなら、GoPro関連の小物をまとめて管理できます。
使用済みと未使用を左右で分けて入れる、といった運用ができるので、旅行中に「どれが充電済みか分からない」というストレスからも解放されます。
さきほど書いたとおり、ケースは互換品で十分です。わたしも非正規のケースをいまも使っていますが、不満は出ていません。
緊急時:バッテリーなしでGoProを使う方法
どうしてもバッテリーが見つからない、充電も切れた——そんなときは、USBケーブルで電源に直接つないだまま撮影することができます。モバイルバッテリーにつなげば屋外でも使えます。
ただしケーブルが常につながった状態になるので、動き回る撮影には向きません。また、機種によっては給電しながらの撮影で本体が熱を持ちやすくなります。あくまで緊急時の対応と考えてください。
この機会に予備バッテリーも用意しておこう
バッテリーを1個しか持っていなかった方は、これを機に複数持ちにするのを強くおすすめします。予備が1個あるだけで「残量を気にしながら撮る」ストレスがなくなり、撮影そのものが変わります。
何個必要か・飛行機に乗るときの持ち込みルール(予備バッテリーは預け荷物に入れられません)については、別記事で詳しくまとめています。
2024年10月20日
【GoPro】予備バッテリーは何個必要?機種別の選び方と飛行機の注意点
続きを読む »
まとめ
GoProのバッテリーは専用設計。なくしたら買い直すしかない
HERO10で互換品を買ったら、満タンでも30分しか撮れなかった
撮り直しがきかない旅行用途なら、結果的に純正のほうが安く済む
「電気を貯めるもの」はケチらない、「入れておくだけのもの」は互換で十分
買う前に機種を必ず確認。HERO13は旧機種と互換性なし
互換品を選ぶならPSEマーク・対応機種の明記・容量表示をチェック
専用ケースに定位置を作れば、そもそも無くさない
バッテリーをなくした瞬間は落ち込みますが、「予備を持つ」「管理場所を決める」きっかけにしてしまえば結果的にプラスです。次の旅では残量を気にせず撮り切れますように。
よくある質問(FAQ)
Q:GoProの互換バッテリーは使っても壊れませんか?
カメラ本体がすぐ壊れるようなことは通常ありませんが、容量表示どおりに持たない・早く劣化する・膨張するといった報告は多くあります。わたしがHERO10で使ったものは、容量の表示は純正と同じなのに満タンで30分しか撮れませんでした。また、互換バッテリーが原因の不具合はGoProの保証対象外になる可能性があります。サブ用途なら選択肢になりますが、失敗できない撮影では純正をおすすめします。
Q:HERO12のバッテリーをHERO13で使えますか?
使えません。HERO13 Blackは新しいコネクタを採用しており、GoPro公式も旧機種のバッテリーとは互換性がないと明記しています。物理的にも入らないため、HERO13には専用のEnduroバッテリー(1,900mAh)を用意してください。
Q:バッテリーが1個しかない状態で旅行に行っても大丈夫?
おすすめしません。GoProのバッテリーは連続撮影だと1〜2時間程度で切れるうえ、寒い場所ではさらに短くなります。最低でも2個、1日中撮る予定があるなら3個あると安心です。
Q:なくしたバッテリーが後から出てきたら、また使えますか?
見た目に膨らみや変形がなく、端子がきれいなら使えることが多いです。ただし長期間放置して完全に放電しきったバッテリーは充電できなくなることがあります。膨らんでいる場合は絶対に使わず、自治体のルールに従って処分してください。
予備は何個必要?飛行機のルールも知りたい方へ:
【GoPro】予備バッテリーは何個必要?機種別の選び方と飛行機の注意点
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