寧夏夜市とは?
台北駅から徒歩15分くらいでアクセス抜群
ミシュラン ビブグルマン掲載されるくらいとにかく美味しい
レストランで食べるより安い
台湾の夜市は数多くありますが、寧夏夜市はアクセスの良さと立ち並ぶ屋台グルメの美味しさ、コスパの良さから、多くの観光客・地元民から愛される夜市なんです。
日本ではなかなか食べられない、台湾ならではの味が楽しめます。
今回はそんな寧夏夜市でぜひ食べてほしいお店を、おすすめのメニューとともにご紹介。
ぜひ最後までご覧ください!
所要時間
寧夏夜市はおよそ200mくらい。
夜に行く場合、目的のお店でテイクアウトの購入をするだけなら1時間くらいで回れます。
食事をするとなると、並ぶことがあるので +30〜60分 × お店の数、
隅から隅まで見るなら +30分、脇のお店もいるなら +30〜60分といったところ。
日によって違うので、あくまで参考値です!
アクセス
台北駅から徒歩で15分、バスで13分。
【住所】
103 台湾 Taipei City, Datong District, Ningxia Rd, 58號2樓
【営業時間】
17:00〜翌1:00
バスの乗り方はこちらの記事をぜひご覧ください!
乗り放題切符があるとバスに楽に乗車できておすすめ。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
ミシュラン ビブグルマン選出屋台3選
ビブグルマンとは?
ミシュランガイドに掲載される評価の一つで、コストパフォーマンスに優れた飲食店に与えられる称号。
質の高い料理を手頃な価格で提供しているレストランや食堂が対象となります。
今回は、そんなビブグルマンに選出された寧夏夜市にある絶品グルメを3つご紹介。
すごい称号なんだね!
①珍しい豚レバーのスープが絶品「豬肝榮仔」
奥の方に行くとある創業1950年の「豬肝榮仔」は、2018年のビブグルマンに選出されています。
スープなので飲みやすいですが、スープとお肉の具が結構入っているので、お値段以上の満足感。
奥から、豬肚湯(豚ガツスープ)、豬肝湯(豚のレバーのスープ)。日本では出会えない味。
【おすすめ】豬肝湯(豚のレバーのスープ) 60元
【おすすめ】豬肚湯(豚ガツスープ) 70元
【おすすめ】綜合湯(豚のレバーと豚ガツを合わせたスープ) 70元
肉粽巻(特製チマキ)55元
香蔥芋頭糕(タロ芋もち) 50元
肉羹湯(豚つみれと根菜のあんかけスープ)60元
ちょっぴり甘めで優しい味。
ジビエ初心者でも美味しく飲めます。
お店の人からいただいたスパイスをかけて、味変しても美味しかったです。
豬肚湯よりはガツンとした味わい。とはいえしっかり煮込んであるので、とっても飲みやすいです。
飲んだら元気が出るような、滋養たっぷりのスープ。
旅の疲れにもぴったりです。
② 秘伝のタレで無限食欲「方家鶏肉飯」
タレが美味しくて、個人的には一番好きなのがこちらのお店。
比較的奥の方に行くとあり、テーブルで店内飲食が可能。
左から、鶏肉飯、炒青菜、豚肉飯。全部美味しかったです!
【おすすめ】鶏肉飯 50元
【おすすめ】豚肉飯 40元
滷豆腐 40元(台湾風厚揚げ)
紫菜蛋花湯 40元(海苔と卵のスープ)
冬瓜蛤仔排骨湯 60元(あさりと冬瓜のスープ)
香茹頭髓湯 60元(豚の脳みそのスープ)
金針排骨湯 60元(台湾の食べられるお花、金針花というウコンカンゾウウを使ったスープ)
苦瓜排骨湯 60元(ゴーヤとスペアリブのスープ)
蔥仔蛋 50元(ねぎ入りの玉子焼き)
炒青菜 50元(野菜炒め)
「苦瓜」はゴーヤ、「排骨」(パイグー)はブツ切りスペアリブ(肉付き豚あばら骨)、
「湯」(タン)はスープ、「蛋」は卵の意味。
1元=5円(2024年8月時点)なので、1メニュー300円で食べられるコスパの良さにびっくり。
香茹頭髓湯なんて、日本ではなかなかないよね。
日本の鶏飯に似ていますが、出汁がちょっと台湾風な気がします。
柔らかい鶏肉とお出汁が効いた、優しい美味しさ。
少し大きめのお茶碗くらいに入っており、+2品くらい食べるとちょうどいいくらいでした。
鶏肉飯よりはガツンとしています。
上にかかってるタレが香りも味も最高で、ご飯がすすみます。
台湾風の独特なスパイシーさがあるので、台湾を感じたい方にもおすすめ。
③ 食後のスイーツにぴったり タロイモ団子で有名な「劉芋仔蛋黃芋餅」
タロイモ団子とは、タロイモを主原料としたアジアの伝統的なスイーツ。
特に台湾や中国で人気があり、モチモチとした食感と自然な甘みが特徴です。
引用元『TAIPEI navi』,”寧夏夜市”.https://www.taipeinavi.com/food/47/
【おすすめ】香酥芋丸 25元
【おすすめ】蛋黄芋餅 35元
125〜175円のお手軽スイーツ。揚げたてほやほや!
やけどに注意してくださいね。
タロイモ団子を揚げたもの。シンプルで優しい甘さが特徴です。
中には何も入っていません。
揚げたタロ芋団子に、鹹蛋黃(塩漬けにしたアヒルの卵の黄身)と肉鬆(お醤油やお砂糖で炒めた、ふりかけ状の豚肉。肉でんぶと呼ばれる。)が中に入っています。
鹹蛋黃と肉鬆の塩っけがタロ芋の甘さを引き立てます。
鹹蛋黃は台湾風の独特の風味があるので、初心者は香酥芋丸のほうがおすすめ。
番外編:台湾名物とろとろ牡蠣オムレツ
屋台の通りを左側に逸れると現れる、黄色の看板。
牡蠣がはいったオムレツが有名なお店です。
じつは台湾は牡蠣オムレツ(蚵仔煎)が有名で、こちらの看板以外にも、白い看板の「圓環邊蚵仔煎」と赤い看板の「賴鶏蛋蚵仔煎」が近くにあります。
サツマイモと片栗粉を使ったモチモチぷるぷるの生地と、旨味たっぷりの甘酸っぱいソースが合いますよ。
ただし火は通っているものの牡蠣なので、体調がいいときに食べましょう。
そして自己責任で・・・
胃腸薬も忘れずにね。
注意点
①生のフルーツはやめておこう
いたるところにスイカジュースやカットフルーツがあり、つい食べたくなりますよね。
しかし、常温で長時間置いている可能性があり、食あたりを起こす可能性があります。
旅行中ずっとホテルにいるなんてことがないように、十分に気をつけよう。
②現金払いのみが多い
ところどころLINE Payなど電子マネーが使えるお店もありますが、基本的には現金払いが多いのが屋台。
あらかじめ両替をしておきましょう!
また、屋台は混んでいるので、できれば小銭にしてお釣りが出ないようにするとスムーズですよ。
③飲み物やお手拭きは持参しよう
日本のように、席に着いたら飲み物がお手拭き出てくるということはありません。
とはいえ、屋台なので衛生面は気をつけたいところ。
あらかじめスーパーなどで飲み物やお手拭きを買っておくのがおすすめ!
④店内飲食できない屋台もある
簡易的なテーブルがあり、その場で食べられる屋台と持ち帰りしかない屋台があります。
人気のご飯系のお店はテーブルで食べられることが多いですが、スイーツなどその他を食べる予定の方は、ホテルに持ち帰ることも検討しましょう!
全員揃わないとテーブルにつけないお店があります。
店内飲食する際は、食べる人全員で並ぶようにしましょう!
⑤夕方〜夜は激混み!スリに気をつけて
晴れた日の夕方や夜はかなり混んでいます。
治安が悪いわけではないですが、しっかりとチャックが閉められる鞄にし、前に抱えておくと安心。
まとめ
寧夏夜市で食べられる絶品グルメと注意点をご紹介しました。
日本ではなかなか食べられないメニューや台湾ならではの絶品グルメが盛りだくさんなので、もし晴れていたらぜひ行ってみてください。