
モルディブに行きたいけど、リゾートが多すぎてどこを選べばいいのか分からない!
どこも同じような写真に見えるんだよね。

実は、モルディブ旅行の後悔のほとんどは「島選び」で決まると言われています。
しかも、パンフレットの写真からは読み取れないポイントで差がつくんです。
モルディブのホテル選びで失敗しやすい5つのポイント
「オールインクルーシブ」が向く人・かえって損する人の分かれ目
同じリゾートでも部屋タイプで海が変わるという落とし穴
シェラトン モルディブ フルムーンに実際に泊まって分かったこと
モルディブは1つの島に1つのホテルだけ、という「1島1リゾート」が基本です。チェックインしたら、基本的に帰る日までその島から出ません。
つまり島選びを間違えると、旅そのものが「こんなはずじゃなかった」になります。逆に言えば、選ぶ基準さえ分かっていれば失敗は避けられます。
この記事では、失敗しやすい順に5つのポイントを解説します。あわせて、実際に泊まったシェラトン モルディブ フルムーン リゾート&スパで気づいたことも書いていきます。
①一番の落とし穴は「空港からリゾートまでの移動」
移動手段・費用・運航時間は、予約前に必ず確認する
意外に思われますが、最初のつまずきはホテルそのものではなく「移動」です。
モルディブの玄関口はヴェラナ国際空港(マーレ)。ここから各リゾートの島へは、リゾート専用のボートか飛行機で移動します。この移動手段によって、費用も、到着できる時間帯も、まったく変わります。
ボート(スピードボート)
空港から比較的近いリゾートは、スピードボートでの移動になります。
費用は宿泊プランに含まれていることが多い
多くのリゾートで24時間運航しているため、到着が夜でもその日のうちに入れる
到着便の情報を事前にリゾートへ伝える必要がある
到着便の連絡は48時間前までを目安にしているリゾートが多いです。忘れると出迎えの手配がされません。
水上飛行機・小型飛行機
空港から遠いリゾートは、水上飛行機や国内線の小型機を使います。リゾートによっては、飛行機のあとにさらにボートを乗り継ぐこともあります。
費用は宿泊代とは別に往復450〜600USドル(約7〜9万円)が目安
水上飛行機の無料の荷物は預け20kg+機内持ち込み5kgの計25kgが基本
水上飛行機は有視界飛行のため、夜間・早朝は飛ばない
荷物のルールは「どの会社が飛ばすか」で変わる
見落としやすいのですが、リゾートへの飛行機を運航している会社は1社ではありません。どの会社が飛ぶかはリゾート側が決めるため、荷物の超過料金が2倍違うこともあります。
| 水上飛行機の運航会社 | 無料の荷物 | 超過料金 |
|---|---|---|
| トランス・モルディビアン航空(TMA) | 預け20kg+機内5kg=計25kg 1個あたり32kgまで | 1kgあたり 5USドル+税 |
| マンタ・エア | 預け20kg+機内5kg=計25kg | 1kgあたり 10USドル |
国内線の小型機で向かうリゾートは、これとはまた別の規定になります(座席クラスによって22kg・30kgなど)。
同じ「預け20kg」でも、超過したときの請求はTMAなら1kgで5ドル、マンタ・エアなら10ドル。10kg超過すると50ドルと100ドルの差になります。予約が決まったら、リゾートにどの会社が運航するかを確認しておくと安心です。
サーフボードなどの大きなスポーツ用品は、水上飛行機の定期便には積めません(TMAはチャーターが必要と案内しています)。持っていく予定があるなら、必ず事前にリゾート経由で確認しましょう。
水上飛行機を運航するトランス・モルディビアン航空(TMA)は、同日中にリゾートへ着きたいなら15:30までにモルディブに到着してほしいと公式に案内しています。
間に合わない場合は、マーレかフルマーレで1泊してから、翌朝あらためて移動する流れです。運航会社自身が「間に合わなければマレかフルマーレで1泊を」と書いています。
帰りにも制約があります。TMAは国際線の出発が朝9時以降の人を対象に手配すると案内しています。早朝発の便を取ると、リゾートを前日に出る必要が出てきます。
ボートで行けるリゾートでも「前泊」という選択肢がある
水上飛行機のリゾートは、到着が遅いと前泊が必要になります。一方でボートで行けるリゾートなら、前泊は選べます。そして、あえて選ぶ価値がある場面があります。

私たちが泊まったシェラトン モルディブ フルムーンは、空港からスピードボートで15分ほどの距離でした。
それでも到着が夜だったので、空港の近くのフルマーレで1泊して、翌朝あらためてリゾートへ渡りました。
長いフライトの疲れを取ってから入れたので、これは結果的によかったです。
日本からモルディブまでは、乗り継ぎを含めると長い移動になります。夜に着いてそのままリゾートへ渡っても、その日は寝るだけで終わってしまいがちです。
リゾートでの1泊は決して安くありません。疲れ切った状態で入って寝るだけになるくらいなら、空港近くで体力を戻してから、翌朝すっきりした状態で渡る。そのほうが満足度が高くなることがあります。
2025年10月4日
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②オールインクルーシブは「いらない人」もいる
食べる量・飲む量・過ごし方しだいで、得にも損にもなる
オールインクルーシブとは、宿泊代金に滞在中の食事・ドリンク・一部のアクティビティが含まれているプランのことです。現地での支払いがほとんど発生しません。
「モルディブといえばオールインクルーシブ」という印象があるかもしれませんが、全員にとってお得なわけではありません。ここは意外と見落とされます。
| タイプ | オールインクルーシブの向き・不向き |
|---|---|
| たくさん食べる/お酒を飲む | 向いている。レストランやバーを何度も使うほど元が取れる |
| アクティビティを詰め込みたい | 向いている。プランに含まれる範囲が広いリゾートなら特にお得 |
| 少食・お酒をあまり飲まない | 不向き。使わない分がそのまま割高になる |
| 部屋やビーチでのんびりしたい | 不向き。都度払いのほうが安く収まることが多い |

私は少食で、お酒もほとんど飲まないタイプです。
のんびり過ごしたかったこともあって、オールインクルーシブは付けませんでした。
必要なときにレストランやツアーを都度申し込む形で、まったく困りませんでした。
プランに含まれていないアクティビティも、リゾート内のアクティビティセンターでその場で申し込めることがほとんどです。「付けないと楽しめない」ということはありません。
リゾートによって、プランに含まれる食事やドリンクの範囲はかなり違います。「オールインクルーシブ」という言葉だけで判断せず、何がどこまで含まれるかを予約前に必ず確認しましょう。
③同じリゾートでも、部屋のタイプで海が変わる
「ハウスリーフあり」の表記だけで選ぶと、思っていた海と違うことがある
ここが、実際に泊まって一番「知っておきたかった」と思ったポイントです。
リゾートの紹介ページには「ハウスリーフあり」「遠浅のラグーン」といった説明が並びます。ただし島のどこから海に入るかで、見える景色はまったく違います。

シェラトン モルディブ フルムーンでは、水上ヴィラの部屋から海に入ってしばらく泳いでいくと、サンゴ礁を育てているエリアがあって、そこにはたくさん魚がいました。
一方、同じ島のビーチ側は、遠浅の砂地。子供が海水浴をして楽しんでいました。
同じリゾートの、同じ日の海です。それでもビーチから入るか、水上ヴィラから入るかで体験が変わりました。
遠浅の砂地は、波が穏やかで足がつくので、小さな子ども連れには安心して遊べる海です。ただし、魚やサンゴをたくさん見たいなら、そこではありません。
サンゴ礁は島のどのあたりにあるか(ビーチの正面か、ヴィラ側か)
泊まる部屋タイプから、その場所まで無理なく行ける距離か
シュノーケル器材の貸し出しがあるか(無料のリゾートも多い)
ガイド付きのハウスリーフツアーがあるか
なお、シェラトン モルディブ フルムーンには、常駐の海洋生物学者と一緒にサンゴを植える「Adopt a Coral」というプログラムがあります。泳いだ先で見たサンゴ礁のエリアは、こうした取り組みで育てられているものです。

ただ泳ぐだけじゃなくて、育てているところを見られるのはいいね!


同じ島の海です。それでも入る場所が違うだけで、これだけ表情が変わります。
④ラグーン型とハウスリーフ型、どちらを選ぶか
やりたいことが「海水浴」か「シュノーケル」かで決める
モルディブのリゾートは、海の特徴で大きく2つに分けられます。どちらも備えているリゾートもあります。
| タイプ | どんな海か | 向いている過ごし方 |
|---|---|---|
| ラグーン | 砂やサンゴ礁で外海と隔てられた、水深の浅い水域 | 海水浴、カヤックやSUPなどのマリンスポーツ。波が穏やかで子ども連れにも安心 |
| ハウスリーフ | ホテルの目の前や島を囲むようにあるサンゴ礁 | シュノーケルやダイビング。ボートに乗らずに気軽に魚を見に行ける |
毎日のように魚を見たいならハウスリーフ型、のんびり海に浸かって過ごしたいならラグーン型、というのが基本的な選び方です。
シェラトン モルディブ フルムーンのように、遠浅のラグーンとハウスリーフの両方を備えたリゾートもあります。どちらもという場合は、こうしたタイプが候補になります。
ハウスリーフがないリゾートでも、アクティビティセンターでシュノーケリングツアーを申し込めることがほとんどです。ボートで魚の集まる場所まで移動する形で、ジンベエザメやマンタを見に行けるツアーもあります。
⑤リゾートの規模と、水上ヴィラの有無
島の大きさは「過ごし方」、水上ヴィラは「予算」との相談
小さい島か、大きい島か
モルディブには100を超えるリゾートがあり、島の規模はさまざまです。15分ほどで一周できる小さな島に50室程度、というリゾートもあれば、一周に1時間かかるような大きなリゾートもあります。
| 規模 | 雰囲気・施設 |
|---|---|
| 小規模 | プライベート感があり、スタッフとの距離が近くアットホーム。静かに過ごしたい人向け |
| 大規模 | レストランの選択肢が多く、スパ・ジム・テニスコートなど施設が充実。館内で過ごす時間が長くなる人向け |
雨季に旅行するなら、施設の充実した大規模リゾートのほうが安心です。雨で海に入れない日でも、館内で過ごす選択肢があります。

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水上ヴィラに泊まるかどうか
水上ヴィラは、海の上に建てられた一戸建ての客室のこと。一棟まるごと使えるので、プライベートな空間を楽しめます。
多くの水上ヴィラにはベランダから海へ下りるハシゴが付いていて、部屋から直接海に入れます。部屋によっては専用プール付きだったり、スライダーで海へ出られることも。

そして③で書いたとおり、水上ヴィラかビーチヴィラかで、目の前の海そのものが変わることがあります。「せっかくだから水上ヴィラに」という理由だけでなく、どんな海で過ごしたいかまで考えて選ぶと失敗しません。
結局どう選べばいい?タイプ別のチェックリスト
ここまでの5つを、過ごし方から逆算する形にまとめます。
| こんな旅にしたい | 選ぶときの条件 |
|---|---|
| とにかく魚とサンゴを見たい | ハウスリーフのあるリゾート。サンゴ礁の位置と部屋タイプの組み合わせまで確認する |
| 子ども連れでのんびり過ごしたい | 遠浅のラグーン+大規模リゾート。ボート移動で到着できる距離だとなお安心 |
| 食事もお酒もアクティビティも満喫したい | オールインクルーシブ。含まれる範囲が広いリゾートを選ぶ |
| 静かに過ごしたい・少食 | 小規模リゾート+都度払い。オールインクルーシブは無理に付けない |
| 到着が夜になる | スピードボートで行けるリゾート。水上飛行機のリゾートは前泊が必須。ボートでも、疲れているなら前泊は有効 |
| 旅費を抑えたい | 空港から近いリゾート。水上飛行機の往復7〜9万円がまるごと不要になる |

私たちの場合は「空港から近い」「遠浅のビーチとサンゴ礁の両方がある」という点で、シェラトン モルディブ フルムーンが合っていました。
自分たちがどう過ごしたいかを先に決めると、候補はぐっと絞れます。
よくある質問(FAQ)
Q:モルディブのホテル選びで一番大事なのはどこ?
「どう過ごしたいか」を先に決めることです。モルディブは滞在中ほぼその島から出ないため、島の特徴と過ごし方が合っていないと取り返しがつきません。ブランドや価格より先に、海の種類(ラグーンかハウスリーフか)と、空港からの移動手段を確認しましょう。
Q:オールインクルーシブは付けたほうがいい?
食べる量・飲む量によります。たくさん食べる方やお酒を飲む方には向いていますが、少食であまり飲まない方には割高になりがちです。私たちは付けずに都度申し込む形にしましたが、それで十分楽しめました。
Q:シェラトン モルディブ フルムーンは空港からどのくらい?
スピードボートで15分ほどです。ヴェラナ国際空港から近い北マーレ環礁にあり、水上飛行機を使わずに行けるため、飛行機の運航時間帯を気にせずに日程を組めます。ただし私たちは到着が夜だったので、空港近くのフルマーレで1泊し、翌朝リゾートへ渡りました。疲れを取ってから入れたので、この判断はよかったと思っています。
Q:モルディブにシェラトンはいくつある?
シェラトンブランドは「シェラトン モルディブ フルムーン リゾート&スパ」の1軒だけです。同じマリオット系列ではW、セントレジス、ウェスティン、JWマリオット、ル メリディアンなどが別にあるため、混同されやすいところです。
まとめ:失敗を避ける鍵は「島選び」と「部屋選び」
モルディブのホテル選びで押さえるべき5つのポイントを振り返ります。
空港からの移動手段が費用と到着時間を左右する。水上飛行機は往復7〜9万円・夜は飛ばない
オールインクルーシブは万人向けではない。少食・のんびり型はかえって損をする
同じリゾートでも、ビーチ側と水上ヴィラ側で海はまったく違う
毎日魚を見たいならハウスリーフ型、のんびり浸かるならラグーン型
島の規模と部屋タイプは、過ごし方から逆算して決める

パンフレットの写真はどこも同じように見えますが、実際の体験を決めるのは島の特徴と、自分たちの過ごし方が合っているかです。この記事が、その照らし合わせの役に立てばうれしいです。
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